一般の鳥猟犬訓練では、訓育・訓練等で上手く出来た時・褒めてやる場合に何か少しご褒美(ドッグビスケット等)を与えて訓練していると思います。
 この賞讃(ご褒美)についてもくの薀蓄を語ります。

 鳥猟犬(作業用犬)や愛玩犬の訓練で褒美として物を食べ与える方法は最も簡単で誰にでも出来るテクニックとして知られて居るようです。
 この方法は犬に対して真の愛情や信頼関係が無くても何とか餌で釣りごまかす事が出来ます。
然し僕の訓練魂を燃え上がらせたN氏から言われた事は「訓練の勉強をするのであれば褒めて煽てて訓練する」方法でやれ?餌で釣る方法は立派で快適なシューティングドッグの開発には不向きであり!これが出来なければ餌で釣る方法でやれば良いが褒めて煽てての訓練が出来なければ一生たいした猟犬の開発は出来ない無いと言われた。
 愛犬エリーも一貫してこの褒めて煽てる方法で訓練していて一度も褒美に「食べ物」を与えた事は無い!
あくまでも頌詞(ほめたたえることば)「OK」「ヨシヨシ」「偉いぞ」等と日常エリート会話している言葉を使う。
この方法だとメリハリの効いた嬉々とした意欲に満ちた堂々とした仕上がりになります。
 僕は究極の訓練を行うときは「頌詞」と「ご褒美」を上手く使った立派なシューティングドッグを開発しようと決心しています。
筆者注!
「究極の訓練」とは?僕が現在までの研究成果の集大成で基礎犬の選択から立派で快適なシューティングドッグを開発する事です。(現在情報収集中です?)

 さて、「頌詞」と「ご褒美」については後に相当勉強してみました。
勉強すればするほど奥が深く?行き着く先は「犬の起源」から「犬の行動心理学」まで遡ってしまいます。
然し乍、鳥猟犬の開発の成功は大訳にして!「頌詞」と「ご褒美」が30パーセント残りの70パーセントが繁殖犬の選択から仔犬の繁殖(繁殖とは、仔犬が訓練に入る生後7週目迄に必要な刷り込み訓育が行われている事が条件)だと思っています。
 僕は30年近く注意深く観察してきた事の一つに!経験者(ベテラン)から初心者の方が4ヶ月〜1歳・又は、それ以上の未訓練の若犬を譲り受け訓練する事です。
結果として完成犬は出来たとしても立派なシューティングドッグにお目にかかった事が無いのです。
 僕の愛犬エリーもHPで公開の通り4ヶ月から訓練に入りました。
結果として何が足りないかと言うと狩猟的集中力に欠けた狩猟に対しての遺伝的狩猟本能の欠如です。
説明すると遺伝的本能の「グランドワーク・バードワーク」が欠如しているので犬自ら学習(訓練)する事に欠けるので結局教える訓練になってしまいます。
結果的には、試行錯誤色々あって訓練の勉強には非常に役立っています。
 誤解の無い様に言っておきますがこれが出来ないと狩猟が出来ないと言うのではありません。
愛犬エリーを連れて県外へ出猟し猟友と共猟もしますが一度も負けたと思った事は有りません。
捜索・ポイント・飛び込み・運搬もやります。
 然し私の求めている「究極の訓練」による完成犬はこんな平凡なものではありません。
確かな理論を組み立て繁殖、より抜きトレーニングを行なえば必ず成功すると確信しています。
それはなさねばならず、且つやる事であるという事だと思います。
 困難であり且つ重要な事は?その方法が如何に進められて行くかであり、又、何処までそれを完全にやったかという事であると思います。